2011年1月22日(土)「しんぶん赤旗」
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農民連(農民運動全国連合会)の第19回定期大会で選出された新役員は21日、衆院議員会館に日本共産党の志位和夫委員長を訪ね、懇談しました。
農民連の白石淳一会長、堂前貢、真嶋良孝、根本敬の各副会長、笹渡義夫事務局長、斉藤敏之財政責任者ら新役員は、農民連大会に日本共産党から市田忠義書記局長の連帯あいさつをうけたことに謝意を表明。「参加者も多く、TPP(環太平洋連携協定)への参加阻止に向け意欲あふれるものになりました。これを力に組織を広げることを確認しました」と話しました。
志位氏は、農民連大会にJA全中(全国農業協同組合中央会)の代表が初めて来賓あいさつするなど、日本の農業と食料を危うくするTPP反対の共同が広がっているとし、「本当に農民連が出番の年ですね」と応じました。
紙智子農林・漁民局長・参院議員も同席。世界的な異常気象や穀物の高騰、食料や環境を支える農業の役割、食料自給率の向上に逆行するTPPの危険性などに話がおよびました。