2010年10月23日(土)「しんぶん赤旗」
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日本共産党の志位和夫委員長、市田忠義書記局長ら党三役が22日、民主青年会館(東京都渋谷区)を訪れ、民青同盟の中央役員と懇談しました。
懇談は、民青同盟の発展・強化のための援助を抜本的に強めるために、努力や苦労、実情をよくつかむことを目的に開かれました。
懇談には、党側から志位、市田両氏、緒方靖夫、浜野忠夫、広井暢子各副委員長が、民青同盟側から田中悠委員長はじめ中央常任委員が出席。2時間半にわたり懇談しました。
冒頭、志位氏は先に開かれた第2回中央委員会総会で、党と革新勢力の新たな上げ潮をつくる、その一つの要として青年・学生分野の前進をかちとることを強調したと紹介。「みなさんが活動していて確信にしていること、困っていること、党に要望したいことを率直に聞かせてください」とのべました。
田中氏らは、青年の実情、意識・関心にこたえ5・16全国青年大集会や原水爆禁止世界大会の青年企画の成功に貢献してきたこと、党綱領、科学的社会主義の学習で同盟員が大きく成長していることなどを紹介。組織づくりの上での悩みも率直に出されました。
民青同盟の県委員会の多くが1人専従であり、その成長を保障していくために、「党が相談相手になり援助してほしい」との要望が出されました。志位氏は「援助へ力をつくしていきたい」とのべました。