2010年10月9日付「しんぶん赤旗」首都圏版に掲載
日本共産党の志位和夫委員長は7日の衆院本会議代表質問のあと、傍聴におとずれた人たちと国会内で懇談しました。
懇談には1都4県の26人が参加。志位氏は尖閣諸島の領有をめぐる歴史的な経緯にもふれ、「日本共産党が尖閣問題でもっとも厳格な対応ができるのは、過去の侵略戦争や植民地支配にもっとも厳しく反対してきた政党だからです」と語りました。
傍聴者からは「領土問題で志位さんの質問に他党からも拍手が起こった。道理の大切さを感じた」「派遣法抜本改正の質問で菅首相は、『働き方の選択肢を狭める』と言った。民主党が自民党政治の新しい執行者と思った」などの感想が出されました。
千葉県四街道市から参加したタクシー運転手(47)は、「業界では月収10万円未満の人も多く、国民のふところを温める政治が必要だとあらためて感じた。尖閣問題では政府は主体性をきちんと発揮すべきだ」と話しました。