2010年6月8日(火)「しんぶん赤旗」
沖縄県の普天間基地(宜野湾市)の「移設」問題で新基地に反対して2240日を超える座り込みを続ける名護市辺野古。7日、日本共産党の志位和夫委員長は赤嶺政賢党県委員長(衆院議員)らと座り込みのテントを訪問しました。
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志位氏は、ヘリ基地反対協議会の安次富浩(あしとみ・ひろし)代表委員らと固い握手を交わしました。安次富氏は、「菅新首相も日米合意を踏襲すると言い、鳩山さんとなんら変わらない。鳩山さんの辞任で一件落着させようというのは、大きな“菅(勘)違い”だ。共産党にがんばってほしい」と述べました。
志位氏は、新基地をつくらせなかった14年間の辺野古での運動に敬意を表しながら、「14年前は、辺野古への建設反対は一部の意見でした。しかしそれが今や、4月25日の9万人余の県民大会で示されたように、文字通り『島ぐるみ』の総意になりました」と強調。「日米合意を許してはなりません。白紙撤回を求める大闘争をやりましょう」と呼びかけました。