2010年5月9日(日)「しんぶん赤旗」
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【ワシントン=小林俊哉】訪米中の志位和夫委員長は7日、連邦議会で共和党のトーマス・ピートライ下院議員(ウィスコンシン州)と懇談しました。同氏は16期連続当選し、下院で3番目に長いベテラン議員です。
志位氏が、オバマ大統領の「核兵器のない世界」の提起に対して書簡を送ったことや、ニューヨークでの核不拡散条約(NPT)再検討会議への傍聴・参加について語ると、ピートライ議員は、「核兵器のない世界」はレーガン大統領が提起し、その実現を夢見た重要な課題だと応じました。
志位氏は、今日の日米関係と沖縄問題についての日本共産党の立場を伝えました。
懇談では、共和党の初代大統領であるリンカーンと、マルクスとの交流や、日本とアメリカの政治・経済交流、東アジアの平和の問題についても話題が及びました。