2010年4月26日(月)「しんぶん赤旗」
25日の沖縄県民大会に党首として唯一参加した日本共産党の志位和夫委員長と市田忠義書記局長は、大会会場で、仲井真弘多県知事、高嶺善伸県議会議長(大会共同議長)、伊波洋一宜野湾市長、稲嶺進名護市長、島袋俊夫うるま市長ら、県下の自治体首長、県議会、市議会、各政党関係者とあいさつを交わしました。
開会直前、志位氏は市田氏とともに、仲井真知事と握手。志位氏は「知事と県下41自治体すべての首長が参加され、沖縄の気持ちが一つになったこの大会は、必ず歴史を動かす力を発揮すると思います。超党派で県民一丸となってこうした大会を開いたことに心から敬意を表します」とのべました。
仲井真知事は「わざわざおいでくださいました」と謝意を表すとともに、「県下各地でみんなが一生懸命がんばっておられる。(共産党にも)ご指導をたまわりたい」とこたえました。
高嶺議長に対し志位氏は、「普天間基地無条件撤去へ 沖縄と本土が心一つにガンバロー」と書かれた志位氏、市田氏らによる寄せ書きを手渡し、「私たちも、みなさんと心一つにがんばります」と語りかけました。
高嶺議長は「今年は安保改定50年の年で安保条約と基地について考える良い機会です。私たちの願いを政府が受け止めてくれるよう、国会でもお願いします」と要望しました。
志位氏はさらに、普天間基地のある宜野湾市の伊波市長、キャンプ・シュワブ新基地建設が計画されている名護市の稲嶺市長、島袋うるま市長らと会い激励しました。
「普天間基地の無条件撤去にむけ党をあげて断固としてがんばります」と決意を表明した志位氏に、ホワイトビーチ沖への新基地建設が取りざたされているうるま市の島袋市長は、「化け物のような基地は絶対に許せない。私たちも断固としてたたかいます」と応じました。