2010年4月1日(木)「しんぶん赤旗」
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日本共産党の志位和夫委員長は31日、東京都内にある原水爆禁止日本協議会(日本原水協)の事務局を訪れ、高草木博事務局長らと、「核兵器のない世界を」国際署名の推進などで懇談しました。5月3日からニューヨークの国連本部で始まる核不拡散条約(NPT)再検討会議をはじめ核兵器廃絶をめぐる国際情勢など、多角的に意見交換しました。
高草木事務局長は、「核兵器のない世界を」国際署名が日本国内1200万の過半数、600万近くまで短期間の間に進んだと紹介。「残る再検討会議までの30日間の奮闘が大事です」とのべました。
志位委員長は、日本共産党の第25回大会決定も引いて、党としても日本原水協と協力して力を尽くすとのべました。志位委員長はまた、政治の焦点になっている核兵器持ち込みの「核密約」に触れて、「核密約」を廃棄し「非核の日本」をつくることと、「核兵器のない世界」をめざす運動は不可分だと指摘しました。
原水協側から、ニューヨーク国際行動に370人の青年が参加し各国の青年と交流することをはじめ、多彩な催しが準備されていることが紹介されました。
懇談には、緒方靖夫副委員長、浦田宣昭国民運動委員会責任者らが出席しました。