2009年7月11日付「しんぶん赤旗」に掲載

都議選あす投票

最後までの奮闘が勝敗決める

大激戦 40候補気迫の訴え

ビラで電話で 支持広げに広げて

志位委員長、市田書記局長 分刻み応援


 東京都議選(12日投票)は、どの選挙区も大激戦、大接戦のまま最終盤に入りました。国民の自公政治への怒り、切実な要求がうずまくなかで、有権者の関心は急速に高まり、投票率の大幅なアップは確実な情勢です。日本共産党は、都民の願いを実現する、かけがえのない党の議席を確保し、前進するためには、前回得票を大きく上回る得票がどうしても必要だとして、その実現のために猛奮闘。党の40候補がその先頭にたって街頭で訴え、志位和夫委員長、市田忠義書記局長をはじめ党幹部、国会議員は、蒸し暑い梅雨空のもと、分刻みで激戦区をかけめぐり、なんとしても勝ち抜かせてほしいと、力をこめて訴えました。党支部、後援会は、最後までのがんばりが勝敗を決める、都民の願いにこたえる党の政策、訴えを全有権者に届け、支持を広げに広げようと、街頭でビラを配布、電話で支持をよびかけました。


 志位委員長は、2市4区の計8カ所を駆け抜け、「投票率アップで、当選には前回の1・4、1・5倍の得票がどうしても必要です。都民の暮らしと命を守るため、最後の最後までご支持の輪を広げてください」と、こん身の力を込めて訴えました。

 現職では、絶対確保をめざす練馬区(定数6―立候補11)松村友昭候補、世田谷区(同8―11)たぞえ民夫候補、杉並区(同6―11)吉田信夫候補、中野区(同4―6)植木こうじ候補を応援。「引き続き都政で働かせてもらえるよう絶大なご支援を」と呼びかけました。

 議席奪還に大奮闘、猛追する北多摩4区(同2―3)畠山まこと候補、北多摩1区(同3―4)尾崎あや子候補の応援では、日本共産党候補の勝利で、「小児病院つぶしにきっぱりノーの審判を下そうではありませんか」と訴えました。

 「のこる2日間に東京の現在と未来と歴史がかかっています」―― 市田書記局長は、参院本会議終了後すぐに車に飛び乗って都内6カ所を駆け巡り、集まった聴衆と固い握手を交わしました。

 議席の絶対確保をめざす現職区では、1人はみ出しで、当落線上の大接戦となっている日野市(定数2―立候補3)村松みえ子候補、板橋区(同5―6)ふるだて和憲候補、北区(同4―5)そねはじめ候補を応援。

 足立区(同6―10)では貴重な党の議席を引き継ぐ大島よしえ候補、葛飾区(同4―7)では議席回復に猛烈な追い上げをみせる田村智子候補の必勝を訴えました。