2009年4月19日(日)「しんぶん赤旗」

日蓮宗総本山・身延山久遠寺

志位委員長が初訪問

参拝者が激励


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(写真)久遠寺で参観者にあいさつする志位委員長(右端)と、はたの君枝(その左)、えんどう昭子(左端)の両衆院南関東比例予定候補=18日、山梨県身延町

 日本共産党の志位和夫委員長は十八日、山梨県身延町を遊説で訪れたのを機に、日蓮宗総本山・身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ)を訪問し、懇談するとともに、寺側の案内で境内を参観しました。

 伝統仏教教団の総本山を日本共産党委員長が訪問するのは今回が初めて。

 久遠寺は、日蓮が草庵をむすび、弟子の育成にあたった地に建てられた寺で、没後七百余年、総本山として信徒のあつい信仰を集めてきました。現在も、全国から僧侶志願者や短期修行の信者が来訪し、門前町・身延町のにぎわいを支えています。

 すっきりと晴れ渡った春真っ盛りの空の下、志位氏は、日蓮が晩年の九年間をすごした境内の本堂や、五月に「落慶式」を迎える五重塔などを参観。自然の美しさと、木造建築の技術に何度も感嘆の声を上げました。

 境内を歩く志位氏に、多くの参拝者が足を止め、四国から来たという白い行衣(ぎょうえ)を着た女性は、「こんなところで会えるとはびっくり。がんばってください」と声をかけて握手。八十五歳の男性も、「テレビでよく見ています」と声をかけ激励しました。