2009年4月3日付「しんぶん赤旗」

千葉知事選

八田氏、党本部訪問

志位委員長、奮闘ねぎらう


 三月二十九日におこなわれた千葉県知事選挙で、日本共産党の推薦を受け選挙戦をたたかった「明るい民主県政をつくる会」の八田英之氏が二日、党本部を訪問し、志位和夫委員長と懇談しました。

 八田氏は、「厚いご支援をいただきました」と志位氏に感謝の意を表明。さらに、選挙戦を振りかえり、八田候補が中学三年生までの医療費無料化などを政策に掲げたところ、当選した森田健作候補も自身の公約に取り入れた事実を紹介し、「選挙戦での政策的な論戦は間違いなくリードしていたことを実感しました、有権者の反応は悪くはなかった」とのべました。

 志位氏は、八田氏の奮闘を心からねぎらうとともに、「巨大開発優先をやめさせ福祉優先の転換を訴えた八田さんが掲げた政策は、県民の利益にかなった大義があるもので、前向きに論戦をリードし全体として選挙戦に影響を与えました」と指摘。福祉と暮らしの充実、中学生医療無料化の実現、県立病院統廃合計画中止などのために、ともに力をあわせて引き続き取り組んでいく決意を語りました。

 懇談には、八田氏のほか、松本悟事務局長ら「つくる会」代表四人、日本共産党の大幡基夫選対局長、浮揚幸裕千葉県委員長が同席しました。