2009年3月22日(日)「しんぶん赤旗」

ともに社会進歩の道 歩みましょう

志位委員長が講演、入党呼びかけ

神奈川建設後援会が「つどい」


 日本共産党神奈川県建設後援会の「志位委員長と語る建設の仲間のつどい」が二十一日夜、横浜市で開かれました。満席の三百三十人が参加。志位和夫委員長が「変革の時代の情勢と日本共産党の役割」と題して講演し、「まだ共産党に入っていない方は、私の話に共感できたら入党してください」と呼びかけました。内藤勝義後援会長、はたの君枝衆院南関東比例予定候補があいさつしました。


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(写真)「建設の仲間のつどい」で語る志位和夫委員長=21日、横浜市中区

 志位氏は「建設で働く仲間のみなさんのたたかいにはいつも励まされる」と敬意を表明し、政治とカネ、暮らし、外交、草の根の党組織、未来社会など、さまざまな角度から日本共産党の「元気の源」を語りました。

 この中で志位氏は「建設産業も深刻な経営と生活危機にあります。建設で働く仲間の一番の要求は『仕事よこせ』『賃金上げろ』にあると思います」と述べ、「まず緊急に生活関連の公共事業の前倒し発注、小規模工事の枠拡大、民間住宅の耐震化、バリアフリー化、省エネ化などに公的助成を行うことなどで仕事を確保することに力を合わせて取り組みたい」と強調しました。

 同時に「根本的には日本経済を内需という土台から元気にしてこそ、建設産業も元気になります」と指摘し、▽雇用破壊を止め、人間らしい労働のルールをつくる▽社会保障切り捨てから拡充に転換する▽消費税増税に反対し、大企業・大資産家に応分の負担を求めるために全力を尽くすと力を込めると、拍手がわき起こりました。

 最後に、いま日本共産党が「どうして元気なのか」と内外のメディアから注目されていることを紹介し、「私も共産党に入って良かったと思っています。心から入党をお勧めしたい。どうかともに社会進歩の道を歩みましょう」と呼びかけました。

 続いて最近党に入った二氏が入党の動機を話し、「もっともっと学んでもっともっと仲間を増やして、いっしょに泣いたり笑ったりしたい」と語りました。

 その後、志位氏は「青年とのトークタイム」に参加。入党を申し込んだ人たちと一人ひとり握手し、「ともに頑張りましょう」と言葉をかけながらサイン入りの「綱領・規約」を手渡しました。

 横浜市から参加した三十代の男性は「若者のなかで共産党に政権をとってほしいという人が増えているという話に驚きました。共産党は、企業献金を受け取ってないからなんでもいえるのが強みなんですね。志位さんの話を聞けてよかった。仲間に伝えていきたい」。