2009年1月12日付「しんぶん赤旗」南関東版に掲載

志位氏

経済立て直し政策示す

千葉土建 旗びらきであいさつ


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(写真)千葉土建の旗びらきであいさつする志位委員長(右から2人目)と、(左から)小倉、はたの、小池(1人おいて)加藤の各氏=11日、千葉市

 千葉土建一般労働組合の二〇〇九年「旗びらき」が十一日、千葉市内のホテルで開かれました。日本共産党の志位和夫委員長が来賓として出席、連帯のあいさつをのべました。

 千葉土建の鈴木雄一中央執行委員長は、昨年四月以降、三十二歳の建設労働者をはじめ十一人の仲間がみずから命を絶ったことを報告。「こんなひどい政治はいままでにない。一日も早く組合員の三万人突破をめざし、政治を変えよう」と呼びかけました。

 志位氏は、組合員自殺の実態に「大変深刻な状況で胸がつぶれる思いだ」とのべ、こうした経済危機の背景に、日本の異常な輸出・外需頼みと、内需・家計をおろそかにする政治があることを指摘。派遣切りを許さず雇用確保、社会保障拡充や中小業者の資金繰り支援、農産物の価格保障など経済立て直しの政策をあげ、「これらを実現する民主的政権への第一歩に向け、全力でがんばりぬく決意です」と語りました。

 三月の県知事選に「明るい民主県政をつくる会」から出馬する八田英之候補もあいさつ。八ツ場ダム建設などのムダづかいをやめ、命・暮らし最優先の県政に転換する決意を述べました。

 小池晃参院議員、はたの君枝、加藤英雄、小倉忠平の各衆院南関東比例候補も参加。小池氏は同日、千葉土建の「こんな政治かんべんできない」新春情勢学習会の講師をつとめました。