2008年10月3日(金)「しんぶん赤旗」

「反省も転換もなし」

首相答弁に 志位委員長が感想


 日本共産党の志位和夫委員長は二日、代表質問後に国会内で記者会見し、麻生太郎首相の答弁について「暮らしでも、平和でも、破たんした路線をしゃにむに突き進むというものだった」と感想を述べました。

 志位氏は、麻生氏の答弁には、異常な大企業中心政治で国民の暮らしを痛めつける基本路線についての「反省もなければ、転換も見られない」と指摘。アメリカいいなりの自衛隊海外派兵と米軍基地の問題でも「まったく従来の路線の見直しはない」と批判しました。

 その上で志位氏は、「予算委員会でさらに徹底した議論を求めた上で、堂々と解散・総選挙で審判を仰ぎ、政治の中身を大いに変えていくたたかいにとりくみたい」と決意を述べました。