2008年7月29日(火)「しんぶん赤旗」

各分野で新たな勢い

革新懇代表世話人会


 全国革新懇の代表世話人会が二十八日、東京都内で開かれ、全国総会以降一カ月の、各分野での新しい運動の広がりが報告されました。日本共産党からは志位和夫委員長が出席しました。

 日本母親大会について新婦人は「若い母親の、政治を変えたい思いがあふれていた」と報告。全労連は定期大会を「青年が立ち上がる姿が鮮明だった」と振り返りました。

 北海道洞爺湖サミットの対抗サミットにとりくんだ全国農民連や、「講演と音楽の夕べ」を千四百人以上の参加で成功させた愛知県革新懇などが、それぞれの経験を報告し、大阪からは、橋下知事の府民生活切り捨てに、PTAぐるみの署名がおこるなど、これまでにない運動が広がっていることが紹介されました。

 出席者からは「われわれの主張してきたことの白黒が国民に見えやすくなっている」「国民は総選挙を意識している。『政権を変える』ではなく『政治を変える』と訴える革新懇のチャンス」などの発言がありました。

 革新懇づくりでは、「何人からでも活動しやすい形で」という新方針で、教員仲間二人に呼びかけて立ち上げた和歌山の例などが紹介され、実践が呼びかけられました。

 また、六月の全国総会の記録集の活用が訴えられました。十月に奈良市で開かれる全国交流会で日本共産党の志位委員長が講演することや、落語家・林家いっ平さんの「青年のつどい」への出演が報告されました。