2008年6月28日付「しんぶん赤旗」

消費税増税阻止へともに

全商連と志位委員長ら懇談


 全商連(全国商工団体連合会)の役員は二十七日、東京都渋谷区の日本共産党本部を訪れ、志位和夫委員長、小池晃政策委員長と懇談しました。

 訪問したのは、五月の全商連第四十八回定期総会で選出された国分稔会長はじめ、菊地大輔、西村冨佐多、鎌田保、太田義郎、三谷信雄、磯谷吉夫の各副会長、岡崎民人事務局長の八氏です。

 国分会長は、「厳しい状況の中でも会員を増やし、元気のある討論ができた」とのべ、全商連総会への日本共産党の激励あいさつに謝意を表明。参加した役員は、資材や燃料費も高騰しているなかで税金や医療費が高くなり、中小業者の営業とくらしが成り立たなくなっている状況を説明し、くらしと営業を守る緊急行動を計画しているとのべました。後期高齢者医療制度、消費税増税については国民的な共同でやめさせたいと決意を語りました。

 志位氏は、「原油や穀物の高騰はあらゆる分野で深刻になっている。日本共産党として中小業者、農家や漁業者などの要求をくみ、異常な投機資金の規制とともに生活防衛の緊急対策を政府に求める」と話しました。

 消費税については、増税を断念するよう世論で追い込むことの重要性が語られ、志位氏は、「全商連のみなさんとスクラムをくみ、増税阻止のたたかいを大いに起こしたい。秋にむけ頑張りましょう」と話しました。