2008年2月7日(木)「しんぶん赤旗」

ベトナム大使館「新春の集い」

志位委員長があいさつ


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(写真)新任のグエン・フー・ビン大使(左)とあいさつを交わす志位和夫委員長=6日、在日ベトナム大使館

 日本共産党の志位和夫委員長は六日夜、都内の在日ベトナム大使館で開かれたベトナムの旧正月、テト(二月七日が元日)を祝う「新春の集い」に出席し、内外の参加者を前にあいさつしました。志位委員長はあいさつで、ベトナムのドイモイ(刷新)の事業が、二〇〇七年にこの十年間で最高の8・5%のGDP(国内総生産)成長を遂げるなど、引き続き大きく発展していることを祝いました。またベトナムが初めて国連安保理非常任理事国(任期二〇〇八―〇九年)に選ばれたことを祝福し、植民地主義、帝国主義の支配、侵略戦争とたたかったベトナムが国連の場で世界平和に貢献することへの期待を表明しました。志位委員長は最後に、グエン・フー・ビン新駐日大使の着任を歓迎し、同大使が日本とベトナムの関係のいっそうの発展とアジアの平和に尽くされることを希望しますと述べました。

 ビン大使は、志位委員長の「集い」への出席を喜び、「日本共産党が両国の国交樹立の前からベトナム人民の解放闘争を支援してきたことをベトナム人民はしっかりと心に刻んでいます」と語りました。また、時間をとっての意見交換を希望し、双方はあらためて話し合うことを約束しました。

 「集い」には日本共産党から緒方靖夫副委員長・国際局長、森原公敏国際局次長、吉井英勝衆議院議員が出席しました。