2007年11月18日(日)「しんぶん赤旗」

革新懇全国交流会

青年107人、志位さん囲み集い

世界と日本から未来社会まで


 「いつもはテレビの向こう側にいる志位さんに何でも聞きましょう」。金沢市内で地域・職場・青年革新懇全国交流会が開かれた十七日夜、全国から集まった青年百七人による「日本共産党の志位和夫委員長を囲むつどい」が開かれました。


 つどいは「志位和夫さんを知るクエスチョンタイム」から始まりました。

 質問 休日は何をしてすごしますか? 

 志位さん 音楽を聴きます。

 質問 子どものころのあだ名は?

 志位さん シイちゃんです。

 志位さんの「正直な答え」に会場は爆笑の渦に。緊張が解けた青年たちは、次々と手を上げて質問をくり出しました。

 神奈川県から来た男性は「政治はダサいと思っている青年に関心を向けさせるには何が大事だと思いますか」と質問。志位さんは「どんな青年の関心や要求も政治とつながってない問題はありません。日雇い派遣で苦しんでいる青年が周りにいるでしょう。要求から出発して、根っこにある政治の悪を明らかにしていくことが大事です」と答えました。

 「国会議員に立候補したきっかけは」(山梨の男性)、「共産党の描く未来の社会は」(長野の男性)、「友達が学費が払えず大学をやめた。学費の問題は何からとりかかればいいのか」(宮城の男子大学生)、「北朝鮮のミサイルや中国の反日感情をどう思う」(石川の学生)――世界の話からプライベートな質問まで丁寧に答える志位さんの言葉一つひとつにうなずき、真剣なまなざしを向ける青年たち。

 最後に志位さんは若きマルクスの言葉―「最大多数の人を幸福にした人が一番幸福な人だ」を贈りたいと述べ、「若いみなさんが社会全体を変え、多数の人を幸福にする道を歩んでほしい」とよびかけました。

 偶然、「つどい」案内の看板を見て参加したという地元の男子大学生(21)は「いままで在日米軍があって当然だと思っていた。志位さんの話を聞いて、世界でも異様だと知りました。今日は面白かった」と話していました。