2007年7月26日付「しんぶん赤旗」南関東版に掲載

比例は日本共産党に

志位委員長訴え はたの選挙区候補逆転勝利を


 「二十九日投票の参議院選挙は、くらしと命がかかった大事な選挙です。一回目の神奈川選挙区の投票では、はたの君枝とお書きください。二回目の比例代表では、市民と平和の味方、日本共産党とお書きください」

 選挙最終盤の二十五日、参院神奈川選挙区の、はたの君枝候補は、藤沢市、茅ケ崎市、寒川町、厚木市を遊説し、川崎市では志位和夫委員長の応援を受けて、訴えました。

 「分かりにくい政治を分かりやすくと、漫画にしました」とパネルを掲げながら政策を語る、はたの候補。「年金どこが百年安心」「ストップ消費税増税」「国政に福祉の心を」「守ろう憲法九条」の四枚です。

 「きょうが給料日という人も多いでしょう。明細書を見て、収入が減ったのになぜ税金があがったのと皆さん、怒っていらっしゃいます。自民・公明が定率減税をやめたから。公約違反です。そして今度は、消費税増税。3%のときも5%のときも国民の意思は聞かれませんでした。ならば今度の選挙で、ノーの意思をしめしましょう」

 はたの氏の歯切れよい訴えに、共感の拍手が送られます。だれに投票するか迷っている人、無党派という人も足をとめます。

 「憲法九条も、年金問題も、共産党さんは、しっかりやってくださると思っている。比例は、共産党さんに書こうと思っている。実は、選挙区で、共産党にしようか、民主党にしようか悩んでいる。きょうの訴えも参考にして、考えたい」という茅ケ崎市の男性(60)。

 大学四年生の男性(22)は、「共産党の演説は初めて聞きました。説得力もあるし、おもしろかった。僕は法学部なので、憲法九条がどうなるのか関心があります。まだどこに投票するか決めてないのでとても参考になりました」とのべました。

 「比例代表は大激戦です。日本共産党と書いた一票、一票が日本共産党の議席に結びつきます。選挙区は、はたの候補が当落線上に向かって激しく追い上げています。残り四日間で逆転勝利を」。志位委員長の声を振り絞っての訴えに、大きな拍手が起きました。