2007年7月15日付「しんぶん赤旗」南関東版に掲載

足止めた耳傾けた “共産党には心がある”

志位委員長が街頭演説

谷川比例、はたの神奈川選挙区、浅野千葉選挙区候補


 志位和夫委員長を迎えた日本共産党の街頭演説が十三日夕方は横浜駅西口で、十四日は千葉県のJR津田沼駅前でおこなわれました。

 横浜駅西口では、会社帰りのサラリーマンらも足を止め、演説が進むにつれて人垣が大きくふくらみ七千人に。「九八年の参院選で、はたの君枝さんを通したときに迫る人数だ」という声も。津田沼駅前では、激しい雨にもかかわらず、二千人が熱心に演説に聞き入りました。

 谷川智行参院比例候補は、国民健康保険料が払えない人から国保証をとりあげる自民・公明・民主・社民を批判し、「いのちを大切にする政治を実現したい」と訴えました。

 改選三議席を八人で争っている神奈川選挙区の、はたの君枝候補は、住民税増税につぐ消費税増税の二重の痛み押し付けを批判し、「ストップ貧困、暮らしのよりどころとなる政治をつくります」と訴え、支持をよびかけました。

 定数が一つ増え三議席を八人で争う千葉選挙区の浅野ふみ子候補は、「多くの県民が暮らしを痛めつける政治を変えることを願っています。この声を国会に届けたい」と支援を訴えました。

 「こんどの選挙、自民か民主かに焦点があるんじゃない。日本共産党が伸びるかどうかが最大の焦点です」と強調する志位委員長の訴えに、「そうだ」の声と大きな拍手がおこりました。