2007年3月25日付「しんぶん赤旗」南関東版に掲載

暮らし第一へ議席今度こそ

加藤前県議(柏)、岡田候補(市川)が決意

志位委員長 千葉県内で訴え


 四月八日投票の千葉県議選挙(三十日告示)に向けて、四年前に日本共産党が議席を失った柏市、市川市の両選挙区で二十四日、志位和夫委員長の応援を受けて加藤英雄前県議が柏駅前で、岡田幸子県議候補(市川市議)が本八幡駅前で議席奪還の決意を訴えました。


柏で800人

 柏駅前にはデッキにも人だかりができる八百人が集まり、「加藤議席奪還!みんなで変えよう、くらしと政治」などと書かれた横断幕が掲げられました。

 加藤前県議は「雪辱を果たす県議選は目前です。庶民に増税、もうけをあげる大企業には減税という間違った県政と、それを後押ししてきた『オール与党』をただしましょう。くらし第一に税金を使う政治の流れをつくるために大きなご支援をお願いします」と訴えました。

 志位委員長は「議席を失った四年間でも柏市民の運動あるところに加藤さんあり。加藤さんという宝の議席をなんとしても県議会へ送りだしていただきたい」と呼びかけ、聴衆からは「そうだ!」と声援が起こりました。

市川で400人

 本八幡駅前には四百人が集まりました。駅近くのデパートの中から窓越しに注目する人も見られました。

 志位委員長は「岡田さんは市川市議を三期つとめ、市独自の少人数学級を実現させるなど、『教育の岡田』と呼ばれる試されずみの人です」と紹介。岡田候補は「格差と貧困を広げる政治をストップ、教育と福祉の充実や、憲法九条を守り、平和と子どもの未来を守る願いを私にたくしてください」と呼びかけ、「がんばれ」と声援が起こりました。

 柏市区(定数五)では現在八人が立候補の予定で、市川市区(定数六)では十人が立候補の予定と、両選挙区とも大激戦となります。

 柏駅前では流山市議・市議候補の四人があいさつし、本八幡駅前では市川市議・市議候補の五人があいさつしました。