2007年1月5日(金)「しんぶん赤旗」

貧困打開・生活防衛の大運動を呼びかけ

第3回中央委員会総会で志位委員長


 志位委員長は三中総への報告のなかで、異常な大企業中心政治のもと、「貧困と社会的格差の新たな広がり」が一大社会問題となったとのべ、憲法二五条に保障された生存権をまもる国民的大運動――社会的連帯で貧困を打開し、生活を防衛する国民的大運動をおこそうと呼びかけました。

 志位氏は、「ワーキングプア」に代表される貧困はもはや一部の国民の問題ではなく、すべての階層をとらえて進行していると指摘。「いま貧困の深刻な広がりに目を向け、その打開のために奮闘することは、国民の苦難の軽減のために献身するというわが党の存在意義にかかわる問題」だとのべるとともに、この運動は日本の情勢を根本から変える可能性をはらむたたかいだと、運動の意義を強調しました。