2006年10月22日付「しんぶん赤旗」南関東版に掲載

暮らし、平和守る一票

神奈川16区補選

笠木候補訴えに共感

志位委員長 支持呼びかけ


 衆院神奈川16区補欠選挙最終日の二十一日、日本共産党の笠木たかし候補は、志位和夫委員長の応援を受け、厚木、相模原両市の三カ所で街頭演説し、「社会保障充実、人間らしく『働くルール』の確立、子どもたちの成長と平和を願い、憲法・教育基本法を守る一票を、笠木たかしへお寄せください」と最後の訴えを行いました。

 両氏の気迫のこもった訴えに、「がんばれ」などの声援が寄せられ、多くの市民が足を止めるなど注目と関心を呼びました。

 初めての選挙で共産党に投票すると話す男子学生(20)は、「教育基本法の改悪は反対です。安倍政権の何でも統制するやり方は間違っています。九条を守り、北朝鮮問題でも平和的な解決を主張する日本共産党を支持します」ときっぱり。バスの待ち時間に耳を傾けた年金生活者の女性(75)は、「高齢者は悲鳴を上げています。まじめに働く人、底辺の人が苦しんでいます。弱肉強食で格差が広がる社会を変えるために共産党に頑張ってほしい」と語りました。

 障害者を子どもに持つ女性(62)=厚木市=は、「戦争する国になれば弱いものが犠牲になります。障害者が切り捨てられる今の政治を変えてほしい」と訴えました。

 拍手、声援を送っていた女性(53)=同市=は、「庶民増税ストップ、中小零細業者の商売を守るために、最後まで頑張ります」とのべ、ビラを握りしめて聞いていた女性(66)=同市=は、「消費税増税は絶対に反対。最後の最後まで、日本共産党の支持を広げたい」とのべました。