2006年4月20日(木)「しんぶん赤旗」

日弁連

平山会長ら就任あいさつ

志位委員長・市田書記局長と懇談


 日本弁護士連合会の平山正剛会長と明賀英樹事務総長は十九日、会長・事務総長就任あいさつのため、日本共産党本部を訪れました。志位和夫委員長、市田忠義書記局長、柳沢明夫法規対策部長が応対しました。

 志位委員長は「去年の日弁連・人権擁護大会で立憲主義を宣言されたことを大変心強く思いました」とあいさつ。

 平山会長は「二十一世紀に人類が死滅しないためには平和でなければいけないというのが私の基本的発想」とのべ、自身の兄二人が戦死したことにもふれて「戦争体験者として体験的平和論」を掲げて会長選挙に臨んだことを紹介しました。

 さらに、「(会長選挙では)三人の候補者がいましたが、憲法擁護という点では全員一致」だったとして「今、九条『改正』を考えることは、近隣諸国にたいし、日本が平和の旗をおろすことになる」と語りました。

 志位氏は「九条は戦争への反省を踏まえた条文ですから、これを取り去ればどうなるかを考えれば、将来の問題についていろいろ意見があっても、この問題では一致できるというお話は大事」とのべました。