2006年2月17日付「しんぶん赤旗」

事実関係の真偽と真相の究明必要

志位委員長


 日本共産党の志位和夫委員長は、十六日の記者会見で、ライブドア事件で逮捕された堀江貴文被告が、自民党の武部勤幹事長の二男に三千万円を振り込むよう指示していたと指摘された問題について問われ、「金の授受があったのかどうか、あったとすれば、なんのための金だったのか、事実関係の真偽と真相の究明が必要だ」とのべました。

 志位氏は、「衆院選直前の時期に、三千万円という金が、かりに選挙コンサルタント費として振り込まれていたとしたら、堀江被告は三千万円を出して、自民党から何を買ったのか。三千万円の代価に何が渡されたかについて究明が必要になる」と指摘。武部氏みずから責任をもって事実関係を明らかにすべきだとのべました。