2005年11月22日(火)「しんぶん赤旗」

新婦人新役員が志位委員長と懇談

平和・憲法・子育て

女性の要求実現へ


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(写真)新日本婦人の会の高田公子会長(左から4人目)をはじめ役員と懇談する志位和夫委員長(同5人目)=21日、党本部

 新日本婦人の会(新婦人・高田公子会長)の新役員が二十一日、日本共産党本部を訪問。志位和夫委員長、浦田宣昭国民運動委員会責任者となごやかに懇談しました。

 訪れたのは、五、六の両日の第二十二回全国大会で選出された高田公子会長、笠井貴美代、高橋和枝、小松久子副会長、玉田恵事務局長、井上美代代表委員ら八人です。

 高田会長は「平和やくらしへの攻撃が強まるなか、平和・憲法を守ることをはじめ、さまざまな要求を実現したい、そのための仲間がほしいというのが、多くの女性共通の願いになっています」と話しました。

 大会前の約一カ月の間に、一万一千人の会員、二万二千人の新婦人しんぶん読者が増えたことを指摘。ひとりぼっちで子育てする母親が増えるなか、赤ちゃん・リズム小組が全国で二千を超えて広がっていると語りました。

 志位委員長は、新婦人が大会に向けてとりくんだ成果について、「大きな前進の条件がありますね」とのべるとともに、日本共産党の第二十四回大会決議案で、子育て支援の要求が高まるなか、項をたてて子育て環境の改善について提言したことを紹介。フランスでは政府が手厚い子育て支援策を実施していることにふれ、「国をあげて子育てを応援する政府の姿勢がなければ、少子化を乗り越えられません」と強調しました。

 さらに、政府が国民分断政策をすすめるなか、社会的連帯を強めて各層が協力・共同することを押し出したことにもふれ、「新婦人のいっそうの発展を心から期待しています」とのべました。