2004年12月6日(月)「しんぶん赤旗」

理論的・組織的にしっかりした党を土台からつくろう

中央党学校 志位委員長が発言


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講義を終えた志位委員長に拍手を送る中央党学校の受講者=5日、熱海市の伊豆学習会館

 日本共産党の志位和夫委員長は五日、中央党学校での党綱領講義の最後におこなった発言のなかで、「いま、理論的にも組織的にもしっかりした党を、土台からつくることに情熱をかたむけてとりくむことが、強くもとめられる歴史的な時期です。そのためにも新しい綱領をみんなのものにするために力をつくしましょう」と訴えました。

 志位氏はいま党の活動で大事なことは、「国民の苦難と要求のあるところに日本共産党あり」を合言葉に国民のなかで活動するとともに、国政選挙での新たな前進、反転攻勢をめざして、党を土台からしっかりつくり、大きな党にすることに執念をもってとりくむことだと指摘。この時期の努力が次の新しい時代を開くことに必ず生きること、そのためにも「受講生のみなさんが講義で学んだことを参考にして、新しい綱領をみんなのものにする先頭にたってほしい」とよびかけました。受講者は大きな拍手でこれにこたえました。

 これに先立ち志位氏は、前日にひきつづいて党綱領の講義をおこない、全面的に改定された綱領第五章の「社会主義・共産主義の社会をめざして」について、くわしく講義。さらに受講者から前日にだされた四十をこえる質問の一つひとつにていねいに答えた補講をおこないました。