2004年11月21日(日)「しんぶん赤旗」

歴史的視野と世界的視野
――日本改革の展望を語る

神戸市 志位委員長が講演


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日本共産党講演会で日本改革の方針と展望を語る志位和夫委員長=20日、神戸市・県立文化体育館

 「大局的な展望と党のことを学ぶまたとない機会。後援会ぐるみで参加しよう」――日本共産党兵庫県委員会が二十日、神戸市の県立文化体育館で開いた「志位和夫委員長が語る日本共産党講演会」には二千五百人が参加。「日本改革の方針と展望を語る」と題した志位委員長の一時間半にわたる講演に聞き入りました。ときに笑いのうずが広がり、「そうだ」の掛け声が飛びました。

 第二回中央委員会総会で提起された「党を語る大運動」の一環です。

 志位委員長は、新しい党綱領で日本改革の方針を体系的・具体的に明らかにしたことを紹介するとともに、「それではこの改革をすすめる展望はあるのか」として、自民党政治の深刻なゆきづまりなど「歴史的視野」と、「国連憲章にもとづく平和秩序」で世界の圧倒的多数が団結できるなど「世界的視野」で、現状と展望、日本共産党の立場を縦横に語りました。

 メモを取りながら聞いていた男性(69)=姫路市=は、「私は共産党員ではないんですが、こういう話を全国民に聞かせたい。いまの政治に不満をもっていますが、共産党が伸びないので歯がゆい思いをしていましたが、ええ話が聞けてよかった」と語っていました。