2004年10月03日(日)「しんぶん赤旗」

2中総決定にもとづく国会活動を討論・交流

国会議員団が研修会

静岡・熱海


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日本共産党国会議員団研修会で報告する志位和夫委員長(左から4人目)=1日、静岡・熱海市

 日本共産党国会議員団は一、二の両日、静岡県熱海市内で研修会を開きました。二中総決定にもとづく国会議員団活動の前進をはかるためで、衆参の全国会議員十八人が出席。二中総決定の中心点を深く身につけ、当面の情勢問題や政策課題、議員活動について討論・交流しました。

 初日は、志位和夫委員長が「二中総決定の中心点について」と「国会論戦について」をテーマに報告しました。

 このなかで志位氏は、二中総決定の徹底と実践のために党中央が手分けして各県を訪れ、討論に参加していることを紹介。「このとりくみで重視していることは、心が通い合うこと、全国の経験に党中央が学ぶことです」と強調したうえで、二中総決定の中心点をつかむ角度を五点にわたって詳しく報告しました。

 穀田恵二国対委員長が今月から始まる臨時国会の課題と党議員団としてのぞむ基本方向について報告。これを受け、「二大政党づくり」の動きのなかで日本共産党の議席の値打ちを明らかにしていく論戦などについて議論しました。

 二日目は、全議員がそれぞれの担当する分野で報告。憲法問題、郵政民営化、消費税・社会保障、国際問題など多岐にわたる政策課題を深めました。