2004年7月9日(金)「しんぶん赤旗」

よほど「与党病」がひどくなったのか

志位氏が会見でこたえる


 日本共産党の志位和夫委員長は八日、遊説先の福岡市内で記者会見し、比例区での選挙情勢について問われて、「五議席を絶対確保することを目標とした。総選挙の得票で試算すると三議席になり、五議席という目標は攻勢的であると同時に奮闘いかんでは可能なリアルな目標として設定した」とのべたうえで、「現状は、私たちのがんばりいかんでは五議席が視野にみえてくるところまできた」とのべました。

 「しかし、到達するかどうかは三日間のがんばりにかかっている。比例区のたたかいも一票一票のしのぎを削る接戦・激戦だ」と強調。「かつて比例区の最下位で当選したこともあるように、ドント方式でわずかの差で決まることがある。全国どこの一票も議席にむすびつく、『全国は一つ』の立場で、激戦・接戦でせりかち、目標の五議席を達成したい」とのべました。