2004年7月9日(金)「しんぶん赤旗」

「抜本改革してくれる党共産党以外にない」

志位委員長演説に共感

福岡、名古屋


 参院選投票日まであと三日となった八日、日本共産党の志位和夫委員長は福岡市、名古屋市を遊説し、「日本共産党へのご支持を最後の最後まで、広げに広げてください」と街頭から訴えました。

 福岡市・天神には、時折強い雨が降るあいにくの空模様のもと、正午すぎからの演説会にもかかわらず二千人がつめかけ、通りがかりの人も足を止め、志位氏と仁比そうへい比例候補、つの豊臣選挙区候補の訴えに耳を傾けました。

 夕刻の名古屋市・名鉄メルサ前での街頭演説では、志位氏と笠井あきら比例候補、八田ひろ子選挙区候補が歩道を埋め尽くした四千人に熱く訴えかけました。

 志位氏は「選挙戦の争点も、どの政党が伸びれば日本の政治がよくなるのかも、はっきりしました」と切り出し、年金、消費税、憲法、外交の四つの争点を解明しました。

 そして「どの問題でも日本共産党を伸ばしてこそ、明るい未来が開けます。『二大政党』といわれる政党はどの問題をとっても悪い政治の競い合いではありませんか」と強調。「『二大政党』の国民不在の政治をすすめるのか、日本共産党を伸ばして『国民が主人公』の日本をつくるのか―この二つの流れの対決が今度の選挙の争点です」として日本共産党への支持を呼びかけると、大きな拍手と歓声がわきおこりました。