2004年6月26日(土)「しんぶん赤旗」

平和の声を日本共産党へ

被爆地・広島で志位委員長訴え
1500人が党への期待


 日本共産党の志位和夫委員長は二十五日、広島市中区の繁華街・金座街で、雨の中つめかけた千五百人を前に、仁比そうへい参院比例代表候補、藤本さとし同広島選挙区候補とともに訴えました。

 志位氏は、比例代表で仁比候補をはじめ五議席絶対確保に全力をあげる決意を表明するとともに、藤本候補への支持を呼びかけました。

 年金、消費税、イラク派兵、憲法などの熱い争点を縦横に語るなかで志位氏は、憲法が広島、長崎の原爆によるおびただしい被害をはじめとする日本とアジア諸国民の犠牲の上につくられたものだと指摘。「被爆地・広島から平和と憲法改悪許すなの声を日本共産党に」と訴えると、通りを埋めた人たちから、ひときわ大きな拍手が起こりました。

 そして、「日本共産党の道理ある主張と草の根の運動が結びつけば、紆余(うよ)曲折はあっても、必ず政治を動かす力として働きます。参院選をすべての国民が安心して希望のもてる日本をつくる第一歩の選挙にしていこうではありませんか」と力をこめました。

 仁比候補は、核兵器廃絶と平和という「広島の思いを小泉内閣に踏みにじらせることがあってはなりません」と強調。「憲法改悪を許さず、二十一世紀の国づくりにしっかり生かすために、憲法守れの声を、この選挙で広げていきましょう」と訴えました。