2004年4月10日(土)「しんぶん赤旗」南関東版

神奈川・相模原 感動広げた党演説会

派兵反対の共産党がんばれ

小池、はたの候補再選へ決意みなぎる

 日本共産党の志位和夫委員長を迎えて八日夜、神奈川県相模原市で開かれた党演説会には、約千人がつめかけました。

 志位委員長はイラクで人道支援する日本人ボランティアを危機にさらす自衛隊のイラク派兵の中止・撤兵を迫り、「国民が主人公」の日本をつくる「日本改革の提案」を語りました。

 聴衆からたびたび「そうだ」と声が飛び、参院選挙での小池晃(比例代表候補)、はたの君枝(神奈川選挙区候補)両参院議員の再選へ向けた決意がみなぎりました。

 はたの議員は、横須賀基地への米原子力空母の配備計画や厚木基地周辺の米軍機による爆音被害について、その根っこに日米安保条約があると指摘。同条約を廃棄して、基地のない神奈川をめざす決意を表明しました。

 演説会初参加の相模原市の女性(59)は「生活やイラク戦争のことなど、知らなかったことが分かりました」と話し、やはり初参加の厚木市の男性(20)は「イラクは、平和になっていないし、日本の派兵は理にかなっていません。早く撤退すべきです」と語りました。

 「安保条約にノーといえば、基地をなくせるという話は初めて聞き、来てよかった」と話す相模原市の女性(68)は「私は難病を患っていますが、弱者のためにがんばってくれるのが共産党だと思います」と期待をのべました。

 同市の党千代田支部・副支部長の女性(64)は「今回は『しんぶん赤旗』読者や後援会員を訪問しました。こちらの意気込みが伝わったようです。志位さんの話を多くの人たちに話し、参院選挙に勝利したい」と燃えています。