2004年3月25日(木)「しんぶん赤旗」首都圏版

川崎・多摩  志位委員長の話に確信

新しい力みなぎった=u周りに支持よびかける」

小池、はたの参院候補を必ず国会へ


 参院選挙の勝利を目指し、神奈川県内十四会場で開く演説会のトップをきって二十三日、川崎市多摩区の多摩市民館で開かれた日本共産党演説会(川崎北部地域)。日本と世界の流れを縦横無尽に語った志位和夫委員長の話に、参加者から「新たな力がみなぎりました」などの感想が寄せられ、小池晃(比例代表候補)、はたの君枝(神奈川選挙区候補)の両参院議員の勝利へ決意を固め合う場となりました。

 志位委員長は、「小池さんの国会質問が力を持つのは、医者として患者さんの実情をぶつけるからです」「はたのさんの国会での働きは、すべて庶民の目線に立った頑張り」と、両候補の豊かな実績を、エピソードを交えながら紹介。最後に「アメリカ式の押しつけは、もう世界では通用しない。日本でもおもしろい激動をつくろう」と訴えると、会場は大きな拍手でこたえました。

 高津区から参加した女性(76)は「アメリカ一辺倒で憲法改悪をたくらむ小泉政治に、怒りがふつふつとわきました。弱者こそ共産党を支持しています。私も、明日から周りの友人に支持を呼びかけます」と語りました。

 演説会に初めて参加した多摩区の男性(57)は「志位さんの話したことは『もっともだ』と思いました。この改革の方向をしっかりやってもらいたい」と期待を寄せました。

 会場には若者の姿も目立ちました。

 麻生区から参加した女性(22)は、現在フリーターです。「志位さんが、大企業の横暴が若者の職と展望を奪っているという話に関心を持って聞きました。私も、いまの現実に不安です。若者が夢を持てる社会をつくるために頑張りたい」と話していました。

 党川崎北部地区委員会は二十四日、演説会の成功を力に「しんぶん赤旗」読者を百部拡大しようと、支部・後援会が読者拡大に取り組みました。