2003年4月13日(日)「しんぶん赤旗」

志位委員長先頭に最後まで全力

風雨の千葉県内を駈け巡る


 日本共産党の志位和夫委員長は十二日、東京・渋谷での遊説を終えたあと千葉県入り。風雨のなか、県内六カ所を分刻みでかけめぐり、時間いっぱいの午後八時まで、声を振り絞って、接戦・大激戦となっている、党候補の押し上げへ「支持を広げに広げるため、最後までご支援を」と熱く訴えました。

 あわせて千八百人の聴衆を前に志位氏は、米国いいなりに無法な戦争を支持し、医療費値上げを押しつける自民、公明などの姿勢をきびしく批判。「命がけで戦争反対をつらぬいた平和の党、日本共産党に平和の願いを」「無駄な巨大開発や世界第二位の軍事費にきっぱりとメスを入れ、暮らしを支える財源をつくることをしめす日本共産党への一票は、暮らしを守るたしかな力となります」と訴えました。

 そして、自民・公明・民主の「オール与党」県政が国いいなりで福祉、医療、教育を切り捨て、毎日一億円の赤字を生み出す結果となった巨大開発・アクアラインに加え、さらに東京湾口道路を計画する「逆立ち」ぶりを告発。「日本共産党をのばして千葉から希望ある流れをおこそうではありませんか」との訴えに、大きな拍手がおきました。

 「志位さんは高校の先輩」と足を止めた近藤岳雄さん(30)は、「イラク戦争は本当にひどい。今日もデモをしてきた帰りです。反戦平和の勢力がタッグを組んで、議会の半数を占められるくらいになってほしい。共産党がんばれ」とエールを送りました。


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