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2002年3月25日(月)「しんぶん赤旗」
日本共産党の志位和夫委員長は二十四日、千葉市でおこなった講演で、社民党の辻元清美政審会長が政策秘書の給与を詐取していたとの疑惑について、「野党として与党の疑惑をしっかり追及する立場にたつためにも、自らに疑惑をかけられたら、国民にたいして納得のいく説明を、きちんと本人も党もやる必要があると思う」とのべました。
志位氏は、辻元氏の疑惑について、「深刻なだけでなく、辻元氏の最初の説明と食い違う問題も出てきている。このことをふくめてきちんと明らかにすべきだ」として、事実を明らかにするよう求めました。
同時に、「与党がこの問題を利用して、鈴木宗男、加藤紘一両議員の大きな疑惑をうやむやにし、ふたをして、国会証人喚問や議員辞職を逃げ切ろうとすることを絶対に許してはならない」と強調。「この問題で野党がスクラムを組み、腐った政治を大もとからただすところまでがんばりぬきたい」とのべました。
