2002年1月14日(月)「しんぶん赤旗」
|
日本共産党の志位和夫委員長は十三日、山梨県甲府市に入り、午前十一時から甲府駅近くの商店街で「しんぶん赤旗」購読と入党を呼びかけたあと商店街を歩いて「しんぶん赤旗」購読を訴えました。午後には、全県活動経験交流集会に参加して激励したあと、直ちに青年たちの「志位さんを囲む会」にのぞみ、質問にこたえながら入党をよびかけるなど、終日奮闘しました。
甲府駅近くの商店街の仮設ステージに立った志位氏が、パネルを示しながら、「『しんぶん赤旗』の購読や、志ある人には一緒に世直しをと訴え、全国を歩いています」と話し始めると、人垣ができ、約二百五十人に。店から顔を出し、じっと耳を傾ける商店主の姿もありました。地元テレビ局などマスコミも取材するなど注目を集めました。
志位氏は、「しんぶん赤旗」の魅力と値打ちを、テロ・報復戦争問題で、「世界中の理性の声をしっかり伝え」、リストラ、医療改悪、政府の中小企業つぶしにたいし、「ともにたたかおう」というよりどころとなり、「あたたかい人と人とのつながりをつくる新聞」と紹介。さらに、「冷たい政治の横行を許さない人と人とのネットワークを広げ、人間が人間として大切にされる世の中に変えましょう」と呼びかけました。
街頭での訴えの後、志位氏は商店街を歩き、「しんぶん赤旗」購読を訴えました。「タブロイド判になって読みやすくなりました」と話す志位氏に、飲食店の店主さんや駐車場で働く女性などが、うなずきながら購読を約束しました。
入党を決める人も現れました。洋品店を営む女性(64)は、「困っている人とものを分かち合うのが私の信条です。志位さんの話を聞き、共産党や志位さんの人間的なあたたかさに触れた思いです」と入党申込書にサインしました。
山梨県党と甲府・東山地区委員会は、事前に会場周辺の六百軒を訪問し、「しんぶん赤旗」購読と参加を呼びかけました。
地域の自民党幹部からも「医療『改革』は困る」などの声が寄せられ、反響が広がりました。
街頭宣伝では、入党者二人、日刊紙一人、日曜版四人の読者が増えました。