2002年1月7日(月)「しんぶん赤旗」

“温かい人間関係で、ともに”

東京・大田 志位委員長迎え「党を知る会」

みんなの幸せのために役立ちたい、と入党者


 「日本共産党に入って、平和、社会保障、憲法を守り、発展させるために声をあげて行動していきたい」―。東京都大田区で六日午後、日本共産党の志位和夫委員長を迎えて開かれた「日本共産党を知る会」で、四人が入党しました。

 志位さんは、「不屈性と先見性を統一して社会進歩のためにがんばるのが日本共産党です」と日本共産党を自己紹介。元ハンセン病患者やセガの座敷ろう撤廃、戦前の侵略戦争反対で日本共産党員の不屈のがんばりを具体的にのべました。「不合理、不正義に屈せず、『科学の目』で先を見通し、たたかいのしんばり棒の役割を果たすのが共産党です」とのべました。

 さらに、「温かい人間集団」が日本共産党のいいところだとして、「自分のためだけでなく、社会進歩のために人生を生きていこうという集団だからこそ心の通った温かい集団が生まれる」と語りました。最後に「激動の年に、ぜひ、党に入っていただき、いっしょにがんばりましょう」とよびかけました。

 この後、質疑応答に入ると次々と手があがり、「世の中どうなってしまうのだろうと不安と絶望が広がるなかで、共産党の人が希望をもって元気いっぱいがんばれる源は」「海の汚染に関する党の政策を聞きたい」「共産党の名前を変えられないか。民商で一生懸命やっているので入党しないでいいのではないか」などの質問がだされました。志位さんは、一つひとつの質問に丁寧にこたえました。会場は、共感の拍手や、笑いがしばしばおこりました。また、業者党員が「共産党に入ったら、お金もちにはならなかったが、みんなから信頼されて得をした」と発言し、参加者から大きな拍手がおこりました。

 「党を知る会」終了後の会場で、入党申込書に記入した、そば店を経営する五十二歳の男性は「みんなの幸せのために少しでも役にたち、生きているあかしを残したい」と語って、志位さんとがっちり握手しました。