2001年12月24日(月)「しんぶん赤旗」

青年トーク

「志位さんと話そう イヴイヴTALK」

不屈性と先見性が日本共産党の特質

一致する人は一歩踏み出し共に歩もう

志位委員長がよびかけ


 「志位さんの話を聞いて、権力にのみこまれやすい社会のなかでも、たかっていきたいと思いました」――。富山市で二十三日開かれた青年トーク「志位さんと話そう!

 イヴイヴTALK あなたも日本共産党に入りませんか」に参加した二十六歳の女性=サービス業=は「私入党します」と志位さんに伝え、握手しました。青年トークには、青年を中心に六十人が参加。日本共産党はどういう党か情熱を込めて語り、どんな質問にも丁寧にこたえる日本共産党の志位和夫委員長と心通わせたひとときを過ごし、三人が入党しました。

人間らしく

 志位さんは、「いま、日本共産党の力を大きく強くするために、党員の大募集をしています」とのべ、不屈性と先見性の二つの角度から日本共産党がどんな党か紹介しました。不屈性について、平和と人権を守るために戦前から命がけでたたかい、戦後も貫き通しているいくつかの例を紹介し、「不正義や不合理にぶつかったとき屈しないでたたかうのが本当に人間らしい生き方ではないでしょうか」とのべました。

 日本共産党のもう一つの特質の先見性について、外交、経済問題で自民党政治がゆきづまるなかで、アメリカいいなりでなく自主独立の日本、大企業の横暴を抑え国民の暮らしを守ることが日本が直面する変革の中心であることを説明。四十年前に確定した党綱領についてふれ、「その値打ちがいまほど光っているときはない」とのべました。

活発に質問

 このあと質問コーナーに移り、「緊張してます」といいいながら、参加者から活発に質問が出されました。「アメリカも戦争でたくさんの人を殺している。法の裁きを受けたほうがいいと思うが」「金融機関の合併をどう見るか」「離島で働いているが、会社で社長にいじめられ病気になった。どうしたらいいか」「小泉首相は悪政もしているのにどうして高い支持率のままなのか」「委員長はどのようにして選ばれているのか」などの質問に、志位さんは丁寧に答えました。

 最後に志位さんが「共産党のめざす方向で一致する人は、ぜひこの日を機会に一歩踏み出してほしい。大歓迎です」と呼びかけました。

元気が出た

 友達を連れて参加した民青同盟員(26)の男性は、「どの問題を聞いても正しいことをいっていると思った」と入党を決意。「日本共産党に興味があった」という友達も「君が入るなら僕も入りたい」と入党し、民青同盟に加盟しました。

 離島で働く公務員の男性(24)=党員=は、「数十人の職場で二十代は自分だけ。党の仲間も少なく、楽しみは酒だけ。体調も悪く悩んでいました。党の不屈性、先見性の話を聞き、元気がでてきました。また、志位さんが質問にこたえてくれて、自分もまず酒はやめ体調を治し、がんばっていこうと思いました」と語っていました。