2001年4月6日(金)「しんぶん赤旗」

国民の声と日本共産党の提言はぴったり一致している

東京・目黒で 志位委員長が訴え


緒方参院議員、野村都議が支持よびかけ

 東京都議選で定数三の目黒区で四選をめざす野村友子都議の勝利と参院選比例区での日本共産党の躍進、東京選挙区の緒方靖夫参院議員の必勝をと五日、東京・目黒区で、志位和夫委員長を迎えた演説会が開かれました。

 演説会には仕事を終えた人びとが次つぎとかけつけ、約七百人が参加。若者の姿も目立ちました。

 同区の党と後援会は演説会に向け、町会や商店会、老人会、民生委員など多彩な人たちに参加を呼びかけ、対話、懇談を行いました。

 野村都議、緒方議員が支持を訴えました。

 続いて登壇した志位委員長は、自民党、公明党の「経済失政」を告発しながら、深刻な経済危機の打開のための日本共産党の三つの提言をくわしく紹介。

 四日の党首討論で志位氏が森首相に示した日銀の世論調査を挙げながら、「日本共産党の提言と国民多数の声はぴったり一致している。景気対策は、国民の要望にこたえる対策をやってこそ効果があがる。日本共産党を大きく伸ばして、その道を切り開こう」と呼びかけました。

 「国政でも経済危機や腐敗政治をただす問題で国民の立場で展望を示している党、都政でも都政を変え、都民要求を実現する展望を示している党を躍進させてほしい」と訴えました。

 日本共産党の三つの提言についてスーツ姿の会社員の男性(46)は、「私の会社でも残業が当たり前で、疲れきっています。“サービス残業をなくす”という共産党の提案には大賛成で、そういうことがズバリといえる共産党に、ぜひがんばってもらいたい」と話していました。




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