首相の倫理感覚が問われる

志位委員長会見でコメント

2000年12月12日(火)「しんぶん赤旗」


 日本共産党の志位和夫委員長は十一日、北九州市でおこなった記者会見で、同日発売の週刊誌に、森首相と右翼・暴力団関係者とが一緒に写った写真が掲載された問題について問われ、「この種の問題は、一国の総理として、一点のくもりも許されない問題だ。国会は閉会中だが、予算委員会を開き、総理出席のもとで真相を究明すべき」だと強調しました。また、与党側が、四野党国対委員長が申し入れた予算委員会開会を拒否したことについて、「与党は、もし総理の側に一点のやましさもないというならば、堂々と国民の前で明らかにすべきだ」と語りました。

 志位氏は、辞任した中川前官房長官の問題とあわせて、森首相の倫理感覚が改めて問われている、として「暴力団や、それに近い右翼団体と自民党との関係は根が深く、今に始まったことではない。こうしたウミを出しつくすところまで追及したい」とのべました。




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