志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

主な活動

2023年12月15日(金)

志位委員長、東南アジア3カ国訪問へ

東アジアの平和構築で意見交換

19日から


写真

(写真)志位和夫委員長

 志位和夫委員長を団長とする日本共産党代表団は19日から27日までの予定で、東南アジア3カ国―インドネシア、ラオス、ベトナムを訪問します。

 訪問にあたっての共通のテーマは、改定綱領にも明記された東南アジア諸国連合(ASEAN)による東アジアの平和構築のとりくみ、とくに2019年に採択されたASEANインド太平洋構想(AOIP)の現状、課題、展望について当事国から直接話を聞き、可能な協力を探求することにあります。そして、その成果を来年1月に開催される第29回党大会に反映し、党の「外交ビジョン」の発展に生かすことにあります。

 インドネシアは早い段階からインド太平洋友好協力条約を呼びかけ、その後のAOIPの採択と発展でASEANのなかで重要な役割を発揮してきました。今年のASEAN議長国として一連の会議を成功裏に開催してきました。

 志位委員長のインドネシア訪問は10年ぶりとなります。ジャカルタでは、ASEANのとりくみや国際問題について、インドネシア政府高官と意見交換するほか、ASEAN事務局の訪問も予定しています。

 ラオスへの訪問は、ラオス人民革命党中央委員会の招待によるもので、党委員長の訪問としては初めてとなります。来年のASEAN議長国となるラオスの政権党指導部との間で、ASEANのとりくみ、国際問題、両党関係などについて意見交換します。

 ベトナムへの訪問は、ベトナム共産党中央委員会の招待で、志位委員長にとって18年以来5年ぶり、4度目となります。ベトナムは、抗米救国戦争の時代から日本共産党とは伝統的な友好関係をもっており、近年ASEANのなかで重要な位置を占めています。ベトナム共産党指導部との会談では、ASEANのとりくみ、世界と地域に関わる広範な諸課題について意見交換する予定です。

 核兵器禁止条約を巡っては、すでに批准しているベトナム、ラオスに続き、インドネシア議会も11月に批准を全会一致で議決したことから、訪問する3カ国とも同条約の批准国になる見通しです。「核兵器のない世界」、核兵器禁止条約の発展にむけた協力や、ガザ危機をはじめ国際問題についても話し合い、可能な協力を探求することになります。

 日本共産党代表団の構成は次の通りです。

 志位和夫委員長・衆院議員(団長)/田村智子副委員長・政策委員長・参院議員(副団長)/緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者/小林俊哉国際委員会事務局次長/井上歩国際委員会局員