2023年8月31日(木)

チリ共産党議長　死去

志位委員長が弔電

　チリ共産党のギジェルモ・テイリエル議長が２９日、死去しました。７９歳でした。

　テイリエル氏は、多くの困難をかかえながらピノチェト軍事独裁に反対し、１９９０年の民政移管の実現に貢献しました。２００６年の同党第２３回全国大会で議長に選出され、０９年には同党が３６年ぶりに下院で議席を獲得し、自身も当選しました。

　テイリエル議長のもと、チリ共産党は１３年に第２次バチェレ政権に入閣。現在のボリッチ大統領の当選にも大きな役割を発揮し、同党から官房長官ら閣僚を輩出しています。

　ボリッチ大統領は２９日、「生涯にわたるチリへの献身と、より公正な社会を構築するためのたゆまぬ努力に敬意」を表し、２日間の喪に服すことを宣言しました。

　日本共産党の緒方靖夫副委員長は１５年１月、チリを訪問し、テイリエル氏と会談しました。

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　日本共産党の志位和夫委員長は３０日、チリ共産党のギジェルモ・テイリエル議長の死去にあたり弔電を送りました。