2017年7月2日付「しんぶん赤旗」

最後の最後まで志位委員長訴え

野党・市民が応援

　東京都議選の最終日となった１日、日本共産党の志位和夫委員長は応援で駆け回った６選挙区で「まさに大激戦・大接戦です。投票箱のふたが閉まるまで、ご支持の輪を広げてください」と熱く訴えました。各選挙区では野党と市民が応援に立ち、都議選で勝利して、都政も国政も変えようと強い決意と共同の思いが語られ、候補者の気迫の訴えに大きな拍手と声援がわき起こりました。

北多摩３区

（写真）支持を訴える（左から）志位和夫委員長、いび匡利候補、矢野裕前狛江市長＝１日、東京都狛江市

　狛江市・狛江駅前では、いび匡利候補の応援に、社民党の市原広子市議、矢野裕・前市長が立ちました。市原市議は「社民党、共産党、幅広い市民の共闘がしっかり表されている。いびさん必勝へ頑張ろう」と述べました。

墨田

（写真）伊藤大気候補への支持を訴える志位和夫委員長＝１日、東京都墨田区

　押上駅前では、子育てする母親がマイクを握り、伊藤大気候補を応援。「いつも一緒に行動し、支えになってくれた。私たちが安倍政権の政治を許さない声を突き付けないと子どもたちの未来を守れない」と訴えました。

目黒

（写真）訴える（左から）星見てい子候補、志位和夫委員長、菊池誠一昭和女子大学教授＝１日、東京・目黒駅前

　目黒駅前で、星見てい子候補の応援に立った「安保法制に反対する学者の会」の菊池誠一・昭和女子大学教授は「憲法を守り、共謀罪に反対する星見さんを都議会へ」と語りました。

中野

（写真）訴える浦野さとみ候補と志位和夫委員長＝１日、東京都中野区

　大きく聴衆の輪が広がった中野駅前。浦野さとみ候補の応援演説をした音楽フリーライターの女性は「生活が本当に大変。私たちのために都の予算を使ってほしい。浦野さんなら頑張ってくれる」と期待を込めました。

文京

（写真）志位和夫委員長（中央）、小竹ひろ子都議（右）と最後の訴えをする福手ゆう子候補＝１日、東京都文京区

　「自民党と残る１議席で大接戦です。野党と市民が力を合わせることが、政治を変える確かな力です」と福手ゆう子候補が力を込めた文京区・西片交差点での街頭演説。超党派の区議が駆け付け、演説後には「ふくて、ふくて」とコールが鳴り響きました。

豊島

　夜の帳（とばり）が下りた池袋駅東口五差路交差点には、聴衆がぎっしりひしめきました。米倉春奈候補は「何としても再び都議会へ駆けあがり、市民と野党の共同という新しい政治の流れを前に進めたい」と訴え、熱い声援と握手に包まれました。