志位和夫 日本共産党

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党の会議での報告

2017年2月9日付「しんぶん赤旗」

全国都道府県委員長会議 志位委員長の発言

党建設でも「新しい時代が始まった」大会期にしよう


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(写真)発言する志位和夫委員長=7日、党本部

 7日開かれた全国都道府県委員長会議では、志位和夫委員長が発言し、4点について提起しました。

 第一に、幹部会の「訴え」で、大会決定読了・党勢拡大と東京都議選勝利を「二つの大きな仕事」として、一体的に提起していることの意味について、今年前半の最大の政治戦である東京都議選に全党が能動的に参加することで、「全国と東京のたたかいが相乗的に前進するようにとりくむということが、一番攻勢的な今年前半の構え方です」とのべました。

 第二に、今回の党づくりの提起について、「従来の延長線ではなく、新しい挑戦としてとりくみたい」と強調。大会決定の読了では、1970年の第11回党大会で8割近くが読了して以降後退し、3~4割で推移してきた歴史も振り返り、文字通り100%全党員の読了に挑戦しようと訴えました。

 党勢拡大についても、80年の総選挙までは、毎回の総選挙で「赤旗」読者を増やしてたたかったのに対し、それ以降の総選挙は後退させてたたかってきていることを示し、その最大の客観的要因が80年の「社公合意」からの反共の「壁」だったと指摘。日本共産党を除く「壁」が崩れたいま、「党建設でも、『新しい時代が始まった』という大会期にしうる」とのべ、前進・飛躍へと転換させる提起には「情勢論的、歴史的裏付け」があると強調しました。

 第三は、前進の条件が客観的にも主体的にもあるということです。他党議員が党大会決定を読むなど日本共産党が注目され、党大会決定が党内に確信を広げるもとで、「いま増やさずしていつ増やすのか」という条件が満ちているとのべました。

 第四に「どう実践するか」について、「その答えは党大会決定にある」とのべ、「党大会決定にしがみついて実践しよう」と強調。「毎月前進」の手だてを必ずとることと同時に、地区と支部で「法則的活動を広げる」ことに一貫してとりくむことが大事と指摘し、心ひとつに大転換を党勢拡大の面でもつくろうとよびかけました。