志位和夫 日本共産党

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主な活動

2016年5月15日(日)

平和の声 広島から発信しよう
志位委員長が熱く訴え


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(写真)聴衆の声援にこたえる志位和夫委員長(右から2人目)と、左から大平喜信衆院議員、春名なおあき参院比例候補、(1人おいて)高見あつみ参院選挙区候補=14日、広島市中区

 参院選投票まで2カ月を切った14日、野党共闘の成功と日本共産党の躍進を必ず勝ちとろうと、志位和夫委員長を迎えた街頭演説会が広島市中区で開かれました。会場の広島電鉄本通停留場前の両脇の歩道には、熱心に聞き入る聴衆がぎっしり。通行人も次々に足を止め、アーケード街の中へと人垣が広がり、訴えに力強い拍手や手を振っての声援が相次ぎ、熱気にあふれました。
 応援演説では子育て中の近松直子さんがマイクを握り、「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」の森瀧春子共同代表が党躍進を願ってメッセージを寄せました。
 参院選をたたかう春名なおあき比例候補、高見あつみ広島選挙区(改選数2)候補がそれぞれ決意表明。大平喜信衆院議員が駆けつけて訴えました。
 志位氏は、4野党書記局長・幹事長による協議会(13日)について「衆院選でも野党共闘を進める方向が合意されました。同日選挙となったら衆参で一挙に自公と補完勢力を少数に追い込もう」と力強く訴えると、「そうだ」の声と拍手がわき起こりました。
 日本共産党の躍進へ比例代表選挙で支持を広げに広げ、8議席を絶対確保し9議席をめざすとともに、改選数2の大激戦の広島選挙区では「戦争と貧乏をなくす」を原点に、あらゆる問題で県民の願い実現の先頭に立ってきた高見候補を必ず押し上げてほしいと熱く訴えました。
 参院選での必勝に向け、志位氏は▽憲法違反の安保法制=戦争法はきっぱり廃止する▽日本の政治に立憲主義を取り戻す▽安倍改憲を許さない―という三つの旗印について訴えました。この中で、被爆地・広島から憲法9条を守り抜く声を上げる重要性を語りかけました。日本が「戦争放棄」だけでなく、一切の「戦力を持たない」という憲法9条を持ちえたのはなぜか―。「侵略戦争への痛切な反省と同時に、広島、長崎に核兵器が投下され、言語に絶する犠牲をこうむった。憲法9条には『ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ』の思いが込められています」と語り、「9条を守ろう。この声を広島から上げましょう。反戦平和の党、日本共産党を伸ばしてください」と呼びかけると、聴衆は力強い盛大な拍手で応えました。
 さらに志位氏が、「アベノミクス」ストップ、格差をただし、経済に民主主義を確立する日本共産党の提案を一つひとつ訴えると、随所で拍手が起こりました。
 最後に志位氏は、市民と野党の共闘を大きく前進させるなど日本共産党の値打ちを力説。安倍政権に代わる責任ある政権構想「戦争法廃止の国民連合政府」を提唱する党として、「日本共産党の躍進で『国民連合政府』の扉をこじ開けていこう」と気迫を込めて訴えると、歓声とたくさんの共感の拍手に包まれました。

参加者 平和外交に賛成

 福山市から後援会の大型バスでかけつけた女性(82)は「苦しい戦前の時代を振り返ると、共産党の議員が住みよい国へと努力していることに感動した。いとこや叔母が原爆で亡くなったので、戦争のない平和な国を続けてほしい」と語りました。案内ビラを見て東広島市からきた男性(40)は「自衛隊は災害救助隊に改編するべきだと思っているので、戦争をすすめる安倍政権に対して、平和外交で紛争を解決するという志位さんの提案に賛成です」と期待。「これまではずっと野党第1党を応援してきた」という男性(77)は「共産党の野党共闘を追求する真摯(しんし)な姿勢に共感しているので、全面的に応援したい」と話しました。