志位和夫 日本共産党

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主な活動

2015年1月21日(水)

変化くみつくしいっせい選挙での躍進勝ち取ろう

3中総 志位委員長が結語


 日本共産党第3回中央委員会総会は20日、活発な討論の後、志位和夫委員長が討論の結語を述べました。志位氏は「討論や感想で幹部会報告の中心点がきわめて積極的に受け止められ深められました」と振り返り、討論を踏まえて三つの点を強調しました。

 第一は、幹部会報告が解明した昨年の総選挙の躍進の政治的意義が深い確信をもって受け止められていることです。

 志位氏は、これまで党は何回かの躍進と後退を経験しているが、それは同じことの繰り返しではなく、「大局的にみれば、党が新たな躍進をつくるごとに、支配勢力は一歩一歩追い詰められている」と指摘しました。

 さらに、「本格的な『自共対決』」と述べたことについて突っこんで語り、「長期的に衰退し、土台が崩壊的危機に陥っている自民党と、その政治を根本から転換しようと訴えている日本共産党の対決が、いま展開されている『自共対決』の中身です。それは未来のない勢力と未来ある勢力の対決にほかなりません」と語りました。

 第二は、次期国政選挙の目標を比例代表選挙で「850万、得票率15%以上」と提案したことが、多くの党組織、党員が考えていたことと一致する方向であり、歓迎をもって受け止められたということです。

 志位氏は、報告がこの目標について、「綱領実現をめざす『成長・発展目標』の達成を現実的視野にとらえる目標」と意義付けしたことを「大切なところです」と強調。「850万、15%以上」をやりきるなら、いよいよ「成長・発展目標」―全国的には1000万票を超える得票、20%に迫る得票率の実現に手がかかり、「さらに『成長・発展目標』をやりきるならば、いよいよ民主連合政府の樹立をうかがうような政治状況をつくることができます」と強調しました。

 第三は、討論を通じて、いっせい地方選挙で日本共産党が躍進できる大きな可能性と条件が存在することが明らかになったということです。

 志位氏は、「総選挙の躍進が情勢の大きな変化をつくりだしています」として、(1)党と国民との関係が大きく変化している(2)党内の情勢も変化している(3)総選挙の躍進は政党間の力関係を変えるものとなったが、この力関係は固定的なものではなく、奮闘いかんでさらなる前向きの変化をつくれるということ―をあげ、「こうした変化をくみつくしていっせい選挙での躍進を勝ち取りましょう」と呼びかけました。