志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

主な活動

2014年11月30日(日)

暴走政治に正面から対決する党政治を動かす一番の力

志位委員長が訴え

川崎市


 日本共産党の志位和夫委員長は29日、神奈川・川崎駅東口で街頭演説にたち、「日本共産党の躍進こそ、安倍政権の暴走にたいする最も厳しい審判、日本の政治を変える最もたしかな力です」と述べ、総選挙での党躍進を多くの市民に訴えました。

 大粒の雨が降りしきる中、駅前デパートの軒下には聴衆の列ができ、宣伝カー前は色とりどりの雨傘で埋まりました。買い物客が「志位さんが話すのですか」と、傘を閉じ、足を止めました。

 はたの君枝、岡崎ゆたか両比例予定候補、神奈川9、10、18区の各選挙区予定候補が決意を語りました。

 志位氏は、安倍政権の経済対策「アベノミクス」だけでなく、総選挙では、消費税大増税、集団的自衛権、原発再稼働、沖縄の米軍新基地建設を含む「安倍政治の全体が問われる」と強調。日本共産党が提唱する「日本の政治の五つの転換」の一つ一つを紹介しました。

 志位氏が、「どの問題でも安倍政権の暴走に正面から対決し、抜本的対案を示しているのが日本共産党です。いよいよ自共対決が鮮明です」と語ると、聴衆の拍手で雨傘の波が揺れました。

 安倍政権の暴走に対決の足場をもてない民主党、自民党の補完勢力の姿をあらわにした維新など「第三極」の政党の状況にふれた志位氏。「このような政党に未来を託すわけにはいきません」との訴えに、「そうだ」の声が返りました。

 昨年の参院選で躍進した日本共産党は議案提案権を獲得しました。志位氏は、これをいかしたブラック企業規制法案提出の後に、厚生労働省が実態調査にのりだすなど、実際の政治を動かしていることを紹介。「共産党の躍進こそ、政治を動かす一番の力になります」と訴えました。

 演説終盤、雨は小降りになり、ついにやみました。志位氏が「日本共産党を伸ばしていただき、みんなが未来に希望をもっていきることができる新しい日本をご一緒につくろうではありませんか」と呼びかけると、傘を閉じた聴衆から、指笛と大きな拍手が湧き起こりました。

 息子が“ブラック企業”で働いているという女性(56)は、「共産党が国会で追及したおかげで、残業することが少なくなったと話していました。共産党には、暮らしを良くしてほしい」と感想を語りました。