2012年12月7日付「しんぶん赤旗」に掲載

「共産党」 広く国民へ

「なぜか聞いちゃいました」「一貫して一番信頼できる」

横浜・志位委員長街頭演説


 各党・各候補者が激しくたたかう総選挙(16日投票)で、首都圏3ブロック(東京、南関東、北関東)の日本共産党は、候補者を先頭に、宣伝と対話・支持拡大に懸命に取り組んでいます。各地で、候補者の街頭演説に、市民が次々と足を止めて聞き入るなど多くの市民が党の政策に関心を寄せ、真剣に投票先を模索しています。


 5日夕、横浜駅西口で行われた日本共産党の街頭演説は、帰宅途中の人たちが次々と足を止めました。志位和夫委員長、はたの君枝、藤井みどり各南関東比例候補らの訴えが始まると、聴衆がみるみる膨れ上がり、多くの市民が訴えを聞き真剣に考えようとしている様子がうかがわれました。

 会社帰りに「つい立ち止まって聞いてしまった」という女性(33)=川崎市=は「最後まで聞くつもりはなかったけど、なぜか聞いちゃいました。どこかに共感したというより、志位さんの話の中身は全部支持できるという感じ」と話しました。学校帰りの高校生たち数人が、「しんぶん赤旗」号外を受け取って、運動員に質問する姿もありました。

 はたの候補は「公約違反の消費税増税を中止する法案を国会に出して頑張りたい」と決意。「比例は日本共産党と政党名を書いていただいて、志位委員長と私を今度こそ国会でそろって働かせてください」と訴えました。藤井候補は「今こそ即時原発ゼロの決断を」と呼びかけました。

 横浜市金沢区でオートバイの販売・修理業を営む吉江仁実さん(52)は、志位氏の話を初めて聞きました。最低賃金を引き上げるとき、中小企業への手当てもしっかりやるとの話に共感したといいます。「私たちもきちんと人を雇えるように手当てしてほしい」と、期待を寄せました。

 横浜市の倉本綾子さん(70)は「他党はあっちにくっついたり、こっちにくっついたりしている。共産党は言っていることが一貫している。一番信頼できる」と話していました。