2012年12月14日(金)

有権者は最後まで真剣に模索している

――最後の最後までの頑張りが勝負を決める

幹部会委員長 志位 和夫

書記局長   市田 忠義


写真

(写真)志位和夫委員長

写真

(写真)市田忠義書記局長

 全国の同志のみなさん。総選挙はいよいよ最終盤となりましたが、今回の選挙は、有権者の模索と探求がかつてない規模で最後まで続く特別の様相を呈しています。前々回2005年の総選挙は「郵政民営化」、前回2009年総選挙は「政権交代」、それぞれ事実上たった一点で選択を迫られ、その結果、どんなにひどい政治になったか、そうした体験を踏まえて、真剣な探求・模索が続いています。

 メディアは、「世論調査」と称して、選挙の大勢がすでに決まったかのような宣伝をおこなっています。しかし、多数の有権者は、最後まで真剣に迷っており、かつてなく多くの人々が「決めていない」としています。「決めている」と答えた人々も、決して固定的なものではありません。文字通り、これから投票箱が閉まるまでの4日間のたたかいが、勝敗をわけます。

 比例代表選挙は、どのブロックでも、文字通り一票を争う大激戦、わずかの差で勝敗を分ける大接戦となっています。「全国は一つ」、あらゆるつながりを生かしきって、「比例は日本共産党と書いてください」と訴えて訴えて訴えぬきましょう。

 全国の同志のみなさん。これまでの努力が実るかどうか、残る4日間にかかっています。日本の命運がかかったこの歴史的政治戦に、文字通りみんなで立ち上がり、すべての後援会員、読者、支持者のみなさんの協力を広げに広げ、宣伝、対話と支持拡大など、やるべきことをやりきって、自力で躍進の「風」を起こし、「650万、議席倍増」を必ず達成しようではありませんか。(2012年12月13日)