2012年12月2日付「しんぶん赤旗」

憲法守る党議席を

志位委員長迎え北九州市演説会


 日本共産党の志位和夫委員長を迎えた1日の北九州市での演説会では、全国宗教人・日本共産党を支持する会の瀬下幸弘代表世話人が来賓あいさつ。農林漁業団体や県労連などでつくる「TPP反対福岡ネット」の松尾照和委員長(JA福岡中央会長)はTPP参加断固阻止運動をともに進めようと呼びかけるメッセージを寄せました。

 衆院九州・沖縄ブロックで2議席以上をめざすたたかいの先頭に立つ田村貴昭、寺内大介、まじま省三の比例候補3氏が決意を表明。「九州から原発ゼロの社会を実現するために国会で仕事をさせてほしい」(田村氏)、「憲法を命がけで破る勢力と対決して平和憲法を命がけで守る」(寺内氏)、「共産党を大きく伸ばして消費税増税ストップを」(まじま氏)と訴えました。

 たかせ菜穂子10区候補が福岡11小選挙区候補を代表しあいさつ。来年1月18日告示(27日投票)の北九州市議選で10議席確保をめざし石田康高市議団長が決意をのべました。

 福岡県直方市から訪れた中村脩さん(31)は「製造業の仕事をしていますが給料が上がらない中、消費税増税は死活問題で、志位さんの言われた通り、国民は増税を認めたわけではありません。共産党の議席を伸ばし、一点共闘で絶対に阻止してもらいたい」と話していました。